準備
・移行元のWordPressのプラグイン、SiteGuardの無効化
・移行元サーバーのWAF設定解除(これは解除しなくても大丈夫かも)
「WordPress簡単引っ越し」
『ロリポップ!』のユーザー専用ページでの操作です。
ドメインを登録する
まずは『ロリポップ!』のユーザー専用ページで移行したいサイトのドメイン名を設定します。
『ロリポップ!』のユーザー専用ページにログインします。
https://user.lolipop.jp/
①[ロリポップ!のドメイン]を選択
②[ユーザー名]を入力
③[サブドメイン]リストから選択
④[パスワード]を入力
⑤[ログイン]をクリック
ログインが成功したら
左側のメニューで、①[サーバーの管理・設定]にマウスポインタを合わせ、表示されたメニューで②[独自ドメイン設定]をクリックします。
「独自ドメイン設定」画面がひらきます。
すでに取得済みの独自ドメインを設定するので、[ステップ2]に入力します。
①[設定する独自ドメイン]→自分で取得したドメイン名を入力
②[公開(アップロード)フォルダ]→好きなものを入力
③[ロリポップ!アクセラレータの設定]→お好みで
④[独自ドメインをチェックする]をクリック
①[設定する独自ドメイン]→chocotochoco.com
②[公開(アップロード)フォルダ]→chocotochoco.com
③[ロリポップ!アクセラレータの設定]→チェック
④[独自ドメインをチェックする]をクリック
ネームサーバーの設定の説明が表示されればOKです。
[あとでネームサーバーを設定する]をクリック
①の内容を確認して、②[設定]をクリック
確認のメッセージが表示されたら[OK]をクリック
「独自ドメイン設定ができました」画面に切り替わればOKです。
WordPress簡単引っ越し
左側のメニューで、①[サイト作成ツール]にマウスポインタを合わせ、表示されたメニューで②[WordPress簡単引っ越し]をクリックします。
「WordPress簡単引っ越し」画面がひらきます。
引っ越し元
①[URL]→引っ越し元サイトのURL
②[WordPressのユーザー名]→引っ越し元サイトのWordPressのユーザー名
③[WordPressのパスワード]→引っ越し元サイトのWordPressのパスワード
引っ越し先(ロリポップ!)
④[インストール先ドメイン]→リストから選択
※独自ドメイン設定画面で設定したものがリストに表示されます。
⑤[インストール先ディレクトリ]→好きなものを入力
⑥[同意する]をチェック
⑦[引っ越しを開始する]をクリック
引っ越し元
①[URL]→chocotochoco.com
②[WordPressのユーザー名]→cho
③[WordPressのパスワード]→(自分で設定したもの)
引っ越し先(ロリポップ!)
④[インストール先ドメイン]→http://chocotochoco.com
⑤[インストール先ディレクトリ]→好きなものを入力
⑥[同意する]をチェック
⑦[引っ越しを開始する]をクリック
画面が切り替わります。
[引っ越しを開始する]をクリックした後に「入力内容に問題があります」とエラーがでました。
独自ドメインを設定してすぐに引っ越し作業をしたので、そのときはまだドメイン設定完了していなかったのかもしれません。
[独自ドメイン設定]画面を開いてみると、設定は完了している様子でした。
10分ぐらい時間を置いてから、もう一度、WordPress簡単引っ越し画面で各項目を入力して、[引っ越しを開始する]をクリックすると、上手くいきました。
WordPress簡単引っ越しが開始すると、画面が切り替わります。
処理が進みます。
引っ越し元サイトの情報を取得しています。
処理が進みます。結構早いです。
処理が進みます。引っ越し先のサイトの情報も表示されます。
ここからが時間かかりました。
1時間ぐらい経過しても完了にならないので
再読み込みすると、[WordPress簡単引っ越し履歴]が表示されていました。
※完了前に再読み込みすると、引っ越し処理が最初に戻ってしまったので要注意です。
WAFを設定する
左側のメニューで、①[セキュリティ]にマウスポインタを合わせ、表示されたメニューで②[WAF設定]をクリックします。
「WAF設定」画面が表示されます。
[有効]になっていました。
[無効]の場合は、[設定変更]列の[有効にする]をクリックして[有効]にします。
残りの作業
データの移行が上手くいったら、
次はドメイン管理会社のWebサイトで「ネームサーバーの変更」を行います。
その次は、『ロリポップ!』ユーザー専用ページで「独自SSL証明書導入」を行います。
後はWordPressでSiteGuardの設定などになります。
その残りの作業の前に必要があれば、移行が上手くいっているか確認します。
確認内容とその方法は次の章に記述します。
移行先WordPressにログインしてみる
ブラウザでアクセスすると移行前のサーバーを見に行ってしまうので、hosts ファイルというものの設定を書き換えて、移行先のサーバーにアクセスするようにします。
hosts ファイルの編集
詳細は hostsファイルでネームサーバー変更前に移行サイト確認
「3.hosts ファイルの編集」を参照してください。
C:\Windows\System32\drivers\etc フォルダの hosts ファイルを編集します。
上記フォルダでは編集内容を上書き保存できない場合があるので、PC内の他のフォルダにファイルを移動して編集します。編集後にファイルごと置き換えます。
編集内容は以下になります。
(ロリポップ!のサーバーのアドレス) (ドメイン名)
①入力例→
163.44.185.218 chocotochoco.com
pingで確認
詳細は hostsファイルでネームサーバー変更前に移行サイト確認
「4.ドメイン名のIPアドレス確認」を参照してください。
『コマンドプロンプト』を表示し以下を入力してEnterキーを押下します。
ping (ドメイン名)
①入力例→
ping chocotochoco.com
②に『ロリポップ!』のサーバーのアドレスが表示されます。
③で損失が0になっていればOKです。
WordPressにログイン
ブラウザを起動して、アドレスにWordPressのログインURLを入力します。
ログインURLは、
https://(ドメイン名)/wp-login.php
ダメそうなので、http の s なしでもう一度やり直し
http://(ドメイン名)/wp-login.php
URLを入力してEnterキーを押下すると、メッセージが表示されました。
[×]で閉じると、ログイン画面が表示されました。
「http://」 なので [保護されていない通信] と表示されますが無視
[ユーザー名とパスワードでログイン]をクリック
①[ユーザー名またはメールアドレス]、②[パスワード]を入力して、③[ログイン]をクリック
ブラウザの設定によっては以下のエラーが表示されるかもしれません。
その場合はもう一度[ユーザー名とパスワードでログイン]をクリックします。
もう一度、
①[ユーザー名またはメールアドレス]、②[パスワード]を入力して、③計算結果を入力して、
④[ログイン]をクリック
ログインできました。
データの表示等、気になる点を確認して問題なければ、ネームサーバーの変更作業を進めます。
その前に hosts ファイルを元に戻しておきます。
hosts ファイルの編集を元に戻す
編集した内容を元に戻します。
詳細は hostsファイルでネームサーバー変更前に移行サイト確認
「7.hosts ファイルを元に戻す」を参照してください。
pingで元に戻ったことを確認
詳細は hostsファイルでネームサーバー変更前に移行サイト確認
「8.元に戻ったことを確認」を参照してください。
『コマンドプロンプト』を表示し以下を入力してEnterキーを押下します。
ping (ドメイン名)
①入力例→
ping chocotochoco.com
②に元のサーバーのアドレスが表示されて、
③で損失が0になっていればOKです。
あとはひとつ前の章の最後に欠いた
残りの作業
・ドメイン管理会社のWebサイトで「ネームサーバーの変更」
・『ロリポップ!』ユーザー専用ページで「独自SSL証明書導入」
でWordPressサイトの簡単引っ越しは終了です。
移行元サイトのWAF設定を無効にしている場合や
WordPressのSiteGuardプラグインを無効にしている場合は
元に戻すのも忘れずに!