ドメイン移管をやってみた

『ムームードメイン』から『ConoHa』にドメイン移管をやったときのことを書きます。

『ロリポップ！』から『ConoHa』にサーバーを引っ越し（移行）しました。
『ConoHa WING』を契約すると、ドメイン2個分の管理費用が無料になると聞いて、ドメインも引っ越し（移管）をしました。やったことと手順をまとめてみました。

移管したドメインは
chocotochoco.com
です。

ドメイン移管でやるべきことは

移管前の会社側での手続き
今回は『ムームードメイン』

1.ドメインの登録情報の確認
受信可能なメールアドレスかどうか？
他の登録情報も変更があれば修正しておく

2.AUTH_CODE（認証コード）の確認
移管先での手続きの際に必要です

3.移管ロック
移管ロックをしている場合のみ

4.WHOIS代理公開解除
WHOIS代理公開をしている場合のみ
（個人の場合はたいてい設定しているかと思います）

移管手続き
今回は『ConoHa』

5.『ConoHa』でドメイン移管設定を行う

6.『ムームードメイン』から移管確認メールが来る

7.他社へのドメイン移管を承認する

8.『ConoHa』から移管完了メールが来る
手続きは完了です
移管完了後に重要な設定があります

移管後の設定
ネームサーバーの設定を忘れるとWebサイトが見られなくなります

9.ネームサーバー確認
今回はWebサイトのデータが『ConoHa』にあるため
設定変更はありませんが、正しく設定されていることを確認します

10.『ConoHa』で移管ロックとWHOIS代行設定
必要に応じて設定

流れは以上です。
それでは実際にやってみます。

移管前の会社側での手続き

1.ドメインの登録情報の確認

受信可能なメールアドレスかどうかの確認と
他の登録情報も変更があれば修正します。

『ムームードメイン』のコントロールパネルにログイン
https://muumuu-domain.com/?mode=conpane

[ドメイン管理]
①[ドメイン操作]→②[ドメイン一覧]をクリック

右側のコントロールパネルで
①リストで移管対象のドメインを選択
②[ドメイン選択]をクリック
③[WHOIS情報]を確認します。
修正する場合は
④[WHOIS情報変更]をクリックして修正します。

画面を下へスクロールします。

2.AUTH_CODE（認証コード）の確認

「1.ドメインの登録情報の確認」から続けて作業する場合は下へスクロールします。

ここから開始する場合は
『ムームードメイン』のコントロールパネルにログインします。
[ドメイン管理]の[ドメイン操作]→[ドメイン一覧]をクリック

下へスクロールすると真ん中あたりに[認証コード]の表示があります。
①[AUTH_CODE]の値（英数字の文字列）をメモ
(メモ帳アプリなどにコピペしておきます)

後ほど、移管先の管理画面にこの値を入力します。

3.移管ロック解除

移管ロックは『ムームードメイン』では有料なので
個人の場合は設定していない人も多いかと思います。
私も設定していませんでした。

「移管ロック」の設定箇所は以下になります。

『ムームードメイン』のコントロールパネルにログインします。
[ドメインロック]の
①[お申し込み・設定]をクリックします。

申し込み（設定・解除）をすると『ムームードメイン』からメールが届きます。
そのメールで承認をします。

WHOIS代理公開解除

個人の場合は設定している人の方が多いと思います。

『ムームードメイン』のコントロールパネルにログインします。

[ドメイン管理]の①[ドメイン操作]→②[WHOIS情報変更]をクリック

「WHOIS情報変更」画面が表示されます。
①[WHOIS情報変更]をクリックします。

「WHOIS情報変更」画面が表示されます。
①[お客様の情報]を選択

①[お客様の情報]が選択されていることを確認して
②[変更する]をクリック

①「WHOIS情報変更が完了しました。」が表示されればOKです。

移管手続き

移管先『ConoHa』で手続きをします。

5.『ConoHa』でドメイン移管設定を行う

ConoHaコントロールパネルにログインします。
https://manage.conoha.jp/Dashboard/

①[WING]→②[ドメイン]→③[移管]の順番に選択
「ドメイン移管設定(ドメイン名)」の「1 入力」画面が表示されます。

「ドメイン移管設定(ドメイン名)」の「1 入力」画面で
①[ドメイン名]→（移管するドメイン名を入力）
②[トップレベルドメイン]をリストから選択
③[続ける]をクリック

「2 設定確認」画面に切り替わります。

①[確認項目]をチェックします。
②[Auth Code]→移管前の会社から取得した値を入力します。

③[次へ]をクリックするその前に下へスクロールします。

下までスクロールして
①[WHOIS登録内容確認]を確認します。
②[次へ]をクリック

処理中なので待ちます

それほど時間はかからず
「3 お支払い」画面に切り替わります。

[移管料金(税込)]→ConoHa　WINGパックの無料範囲内なので支払料金は0円です。

内容を確認して
①[決定]をクリックします。

処理中なので待ちます

それほど時間はかからず
左下に「受け付けました。」のメッセージが表示されます。

メッセージが消えた後
「1 入力」に戻った？かと思ったら、
①にドメイン名が表示されていました。
ステータスは「スタッフ審査中」

さらにメッセージが表示されました。
内容を確認して①[閉じる]をクリック

少し時間をおいてページを開いてみると
「4 審査」まで進んでいました。

『ムームードメイン』から移管確認メールが来る

しばらくすると
『ムームードメイン』から確認メールが来るので
他社へのドメイン移管の承認手続きをします。
私の場合は2～3時間後にメールが来ました。

メールのタイトルは
「【重要】トランスファー申請に関する確認のご連絡」

内容を確認の上
メール本文中の
①または②のURLをクリック

承認手続き画面が表示されます。

7.他社へのドメイン移管を承認する

『ムームードメイン』から
「【重要】トランスファー申請に関する確認のご連絡」というタイトルのメールに
承認手続きのURLが記載されています。

URLをクリックすると
「他社へのドメイン移管　承認フォーム - 確認」画面が開きます。
対象ドメインを確認して
①[決定]をクリックします。

画面が切り替わるので内容を確認の上
①[承認する]をクリックします。

「完了」画面に切り替わればOKです。

8.『ConoHa』から移管完了メールが来る

『ConoHa』から移管完了メールが来ます。
タイトルは「[ConoHa]ドメイン移管が完了いたしました」
これで手続きは完了です。

移管完了後に重要な設定があります。
不要な場合もありますが、Webサイトの公開に関わることなので確認します。

移管後の設定

9.ネームサーバー確認

ネームサーバーの設定を忘れるとWebサイトが見られなくなるので、設定を確認します。

今回はWebサイトのデータが『ConoHa』にあるため
設定変更はないはずですが、正しく設定されていることを確認します。

ConoHaコントロールパネルにログインします。
https://manage.conoha.jp/Dashboard/

①[WING]→②[ドメイン]→③[ドメイン]を選択

「ドメインリスト」が表示されたら、
④対象のドメインをクリックします。

対象のドメインの画面であることを確認して
①[ネームサーバー設定]の[＞]をクリックします。

①[ConoHa(標準)]を選択
※すでに選択済ならば何もしません。

10.『ConoHa』で移管ロックとWHOIS代行設定

必要に応じて設定します。

①[WING]→②[ドメイン]→③[ドメイン]を選択

「ドメインリスト」が表示されたら、
④対象のドメインをクリックします。

対象のドメインの画面であることを確認して
①[ドメン情報/契約情報]の[＞]をクリックします。

「ドメイン情報/契約情報」が表示されます。
①[移管ロック]→ONになっていたので何もしません。
②[WHOIS代行設定]→[未契約]をクリック

①[確認]をクリック

①[決定]をクリック

処理中なので待ちます

左下に「完了しました。」が表示されればOKです。

再確認
[WING]→[ドメイン]→[ドメイン]の順番に選択
[ドメイン情報/契約情報]の[＞]をクリック
①[移管ロック]が[ON]になっていることを確認
②[WHOIS代行設定]が[ON]になっていることを確認

おまけ　WHOIS代行設定の確認

WHOIS代行設定の確認をします。

「TECH-UNLIMiTED」の「WHOIS検索」ページを開きます。
https://tech-unlimited.com/whois.html

①[ドメイン名/IPアドレス]→自分のドメイン名を入力
②[WHOIS情報を検索]をクリック

①検索結果が表示されます

下へスクロールして
自分の個人情報が表示されていないことを確認します。

以上です。